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撮影:野村洋司




profile

========== ●名前のひみつ● ==========

アーティスト名「SIGERO」に対して、楽曲提供/ディレクション時における名義は「吉田シゲロウ」となっている。が、明確な区別があるわけではない。おおむね本名だが、「SIGERO」の「シ」には「Hが付かない

========== ●出生のひみつ● ==========

兵庫県芦屋に生まれ、西宮市甲子園に育つ。誕生日は10月15日、年齢の公称は少しはにかみます。

========== ●血液型のひみつ● ==========

日本人では最も比率が高いとされるA型だが、周囲の人間はAB型がやたらと多いのでA型が多いなんてとても信じられないとぼやくA型。几帳面な面倒臭がり、神経質なズボラ?

========== ●好みのひみつ● ==========

音楽/曰く「せつないフェチ」であり、甘く憂いを含んだサウンドには目がない。雑食で守備範囲は広いものの黒い系はあまり触手が伸びない傾向にあった。が、昨今はソウル好きな自分に気がつき、愉しみが拡がったと喜んでいる。

Tahiti80、PrimalScream、BECK、ELO、XTC、Squeeze、MyBloodyValentine、David Bowie、SoulWax、 TheStoneRoses、TheMusic、SigueSigueSputnik、ChemicalBrothers、Radiohead、DefSchool、SnowPatrol、筒美京平、渡辺宙明 など

映画/曰く「ロードムービー好き」であるが、古のSF的作品も好む。が、『MI:2』などは爆睡の対象となる。

未来世紀ブラジル、デリカテッセン、ビッグ・フィッシュ、シザーハンズ、ミステリー・トレイン、BARに灯ともる頃、スターウォーズ・サーガ、2001年宇宙の旅、ファントム・オブ・パラダイス など

漫画/曰く「手塚治虫は神様」系で、基本的に漫画はとってもお好き。

ジョジョの奇妙な冒険、ベルセルク、無限の住人、20世紀少年、手塚治虫作品全般

食物/曰く「白米大好き日本人でよかったお母さんありがとう人間」。だが、極度な肥満への恐怖感をもちダイエット中は泣く泣くご飯断ちを行う。特に好き嫌いはないが、日に三度の体重計測定は欠かせないらしい。

寿司わかさぎの南蛮漬け、そば、エクレア、メンチカツ、ツナ缶、ひじきの煮つけ など

アルコール/曰く「若い頃は浴びるほど漬かるほど泳げるほど飲んでいた時期もあったが最近はめっきり量も減ったのうホッホッホ」。……じいさん?

ベルギー・ビール(ヒューガルデン)、ギネスなど黒生系、ズブロッカ、微発砲ワイン など

その他/玩具やプラモデルなどには基本的に興味を示さないが、なぜか「HDウルトラマン」のフィギュアだけは収集(適度な大きさで安価なわりに出来がよい、とのこと)。彼らのアルカイック・スマイルは仏像に通じ眺めているといつのまにか神聖な心持に……というがもっぱらの弁であるが、趣味保護の単なる方便との説もある。

========== ●愛機のひみつ● ==========

けろりん丸/ジャーマン生まれのかわいいヤツ。運転している姿はやけに肩に力が入っているように見られるが、これは「重ステ」かっちゅーほど硬いハンドルとペダルのせいである。(※けろりん丸は、ついにお歳で引退。現在の愛車は日本生まれ、シャンパンゴールドでちょっとでっかい「がま乃助」)

Casino・Silverjet・Mustung・HumingBird/いずれもSIGEROサウンドの要ともいえる相棒たち。が、今や単音で奏でられることは珍しく、もっぱら掻きむしられるために存在する言わば“打楽器(パーカッション)”。

宅録/イヤホンをマイクにしたカセットのピンポン録音にはじまり、アナログ〜デジタルMTRとMOTU Performer、AKAI MPC2000XL、そして現在のProTools/Logicを中心としたDAWシステムに至る。MIDIのプログラムも行うが、どちらかというとオーディオとの併用を好む。作曲が速いのに対し、アレンジやオーディオデータ、そして“詞”の緻密なエディットには独自のこだわりがあり時間をかける(といっても、メロディメイクにはさらにこだわりがあるようだが)。

========== ●夢のひみつ● ==========

理系だらけの環境であったせいか、幼少期は「科学者になって発明おじさんになる」と目を輝かせる汚れなき少年であった。しかし、そのイメージする「科学者」とは映画『Back to the Future』の「ドク」や『チャーリーとチョコレート工場』の「ウィリー・ウォンカ」、あるいは「ノッポさん」のようなものだったらしく、どうやって糊口の資を得ているのかまったくわからないことにハタと気がつき、やむなく断念。だが、その志はエンターテイメントへと受け継がれ、日夜芸術と娯楽、思想と市場、そして人類の平和のため今日も闘い続けるのだ(ちなみに、化学士にもかかわらずその方面の知識は身に付いておらず、てんでお話にならない)。

========== ●略歴のひみつ● ==========

学生・時代/同志社大学在学中、オルタナ・フォーク・バンド「解(カイ)」(gt、作曲)、ニューウェーブ・バンド「中国ロボット」(gt、作編曲)、ハードコア・バンド「切断」(gt、作曲)、ポップ・バンド「抱の魂(かかえのたましい)」など。多数・多彩なオリジナルを書くが、作曲上必要と感じた以上の演奏テクニックにはあまり執着がないというスタンスは当時から変わらず。“曲”を偏愛する傾向が強く、演奏・Mixもコンポーズの一端とすら捉えているフシすらある。

サラリーマン時代/ギターポップ・バンド「bootbeebooster(ブートビーブースター)」で、自主盤『ちとふなe.p.』リリース(「青い自転車」「ハーミット・ライフ」収録)。これをきっかけにあがた森魚(もりお)氏をはじめとするとミュージシャン/映画監督諸氏と懇意に。あがた氏とはしばらく活動をともにし夕張国際映画祭や札幌・時計台などでライブを行う。自分の“声”に自覚的となったのはこの頃からだが、これは当時「(自分が)“歌手”だなんていうのは、なーんか抵抗があるんですよね…おこがましいっていうか」と漏らしていたのに対し、「いつのまにか歌いはじめていた君は、それだけですでに“歌い手さん”なんだよ」というあがた氏からの忘れられない言葉による影響も大きい(ずいぶんハッとさせられた瞬間だった)。

Honeycomb-Star Studio (ハニカム・スター)/独立後、ProToolsを中心としたプライベートスタジオ「Honeycomb-Star」開設。サントラやリミックス、ゲームSE制作などを経て、M.H.R.Accentsよりソロ・プロジェクト名義「SIGERO」で1stミニ・アルバムをリリース。その後、広い守備範囲と深い洞察力…そしておっとりとした物腰が受け(?)さまざまな音楽制作や雑誌の編集・執筆も重ねる。「超音速レイディオ」(FMなぎさステーション。現在終了)でのラジオ番組パーソナリティのほか、「ガンダム・ミュージアム」(バンダイ)公式パンフレットの編集・執筆なども担当、エディター/ライターとしての側面も持つ。現在、作曲家/サウンドディレクター/シンガーとしてTVCM/J-POP/ゲーム/パチンコなど広いジャンルの作品に携わっているが、稀にその脱力気味の声質からナレーターとしてのオファーも。楽曲提供が増え、SIGEROソロのプリプロは足踏み気味だが、一部では根強くソロ新作への期待もかかっているらしい。

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